【ページ数が多いビッグボリューム版!】南方仁は東都大学附属病院に勤める脳外科医である。ある日、彼が頭部裂傷の緊急手術を執刀した患者が、病院を脱走しようとする。患者と揉みあう内に仁はなんと幕末の1862年にタイムスリップしてしまった。電気も消毒薬も抗生物質もない世界で、医師南方仁の戦いが始まる。【ページ数が多いビッグボリューム版!】幕末にタイムスリップした医師・南方仁は、遊女たちを蝕む瘡毒(梅毒)を治療するため、青カビから手作りでペニシリン精製を成功させた。しかし、その卓越した医術は江戸の医師たちの権威とプライドを脅かす。ある日、顔に大火傷を負った団子茶屋の看板娘を救うため、仁は皮膚移植手術を行う。だが、感染症を防ぐのに頼りのペニシリンが何者かの手によって…!?