過食症、ナルコレプシー、ベル麻痺――。小学校にはあなたの知らない病気で溢れている。子供たちの未来を守る最後の砦「保健室」に謎の問題医・牧野(まきの)先生がやってきた! 小学生たちの身近に潜む、名も知らぬ病気の数々――。口も態度もでかい謎のドクター・牧野先生がだれもが見落としてしまう小さな病気のサインにどこか冷めながらも(?)向き合うようですが……!?夏休み直前。終業式を迎えた校内は浮き足立っている。産休中の岩見先生の復職が決まり、任期が終わった牧野は引き継ぎ業務に追われる中、心臓病の直明が夏休みに根治手術をすることを知って励ます。1年間の保健室勤務がもたらした変化。牧野が子供たちと触れ合い、学んできたこととは!? 子供たちの心と体を照らし、見えない病気に挑む小児科医・牧野はついに小学校を去る。感動の完結巻!!